【おしゃれな医療用ユニフォーム】メンズ・レディーススクラブの耐久性とたたみ方

洗濯による色落ち

スクラブは毎日着用するので、衛生面から考えても洗濯回数が多くなります。一般的には上下セットで5組程を使い回す傾向にあるため、生地の劣化はある程度防ぐことは可能です。しかし、洗濯による色落ちを防ぐことは難しく、半年程着用すれば色落ちしていることが一目でわかる場合もあるので注意しなければなりません。ユニフォームは患者さんの視覚にも入るため、色落ちが激しいスクラブは買い替えた方が印象はよくなります。

生地の白化現象

ネイビーやブラックなど色が濃いスクラブほど生地の傷み具合が目立ちますが、その原因は生地の白化現象にあります。繊維がこすれることで羽毛立ち状態を起こすケースや、スクラブを製造する段階で繊維の内部に染料が浸透していない場合に起こる現象です。白化現象を起こしている生地は傷んでいる状態なので、買い替えのタイミングと考えると良いでしょう。

自宅で洗濯する場合に気をつけること

上記のように生地が傷まないように気をつけることで、スクラブを長く使うことができます。スクラブは耐久性の高い生地で作られていますが、永遠に傷まないというわけではありません。新しく購入したスクラブを洗濯する際は、参考にしてみてください。

たたみ方

ユニフォームを広げ、背中側を内にして両肩の縫い目と左右の袖が合うように折りたたんでください。その状態で自分の体にユニフォームを合わせ、袖をまっすぐに折っていきます。袖が飛び出るので、折り返してください。袖の下でユニフォームを折り、もう一度更に折れば完成です。

手持ちのカバンに入らなければ、もう一度折ってコンパクトにして持ち帰りましょう。初めは慣れないので面倒に感じるかもしれませんが、何度か繰り返せば簡単にたためるようになります。アイロンで折り目をつけておくと、簡単にたためるので慣れるまではアイロンで型をつけるのもおすすめです。

医療用ユニフォームは清潔感が大切

シワだらけのユニフォームを着ている人と、シワのないきれいなユニフォームを着ている人を比べたら、どちらが患者さんにとって好感度が高いか考えるまでもありません。話し手が聞き手に与える印象を数値化する「メラビアンの法則」で考えると、視覚情報が与える影響はとても大きく、約55％にもなります。

正しいたたみ方を取り入れることで、患者さんに与える印象が良くなります。そして、新しく買い替えたユニフォームの傷みも防げるので、長く使用できるというメリットもあるでしょう。慣れるまでは大変ですが、ぜひ正しいユニフォームのたたみ方にチャレンジしてみてください。